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  • 蛍 卯月

「黒く霞む刻」有難うございました






gallery hydrangea企画公募展「黒く霞む刻」2020年11月15日(日)で会期を終了いたしました。光栄にも招待作家であるC7さんと同じ壁に飾られて光栄でした。

ペン画を制作手段に決定したきっかけになった作家さんだったので考え深いです。


昨今不安が続く中での展示開催となりました。

テーマは「白昼夢」非現実的な世界・・と題して制作をいたしました。

私個人でも、身の回りでもなかなか明るいニュースの少ない中、少しでも穏やかな空間に行きたいと作品に込めた様な気がいたします。



「囁く夢」2020年

インク・紅茶・アクリル・水彩・ケント紙・木製パネル

F3(273×220㎜)


目を閉じて

茨のような今よりも

幸福な永遠を君にあげよう

むせかえる薔薇の香りに

満月も腐り落ちる

私の声だけに耳を傾けて

君の明日を僕に

此処にある永遠を繰り返そう


*作品によせて、卯月螢



この作品は「甘い逃避を囁く夢魔」というテーマで描きました。

生きるという事は順風満帆とはいかないもので、挫折や苦悩が伴うものです。

陰陽の法則と言うのか『良い事があれば悪い事もある』片方だけではバランスが悪くなる。

しかし苦痛の渦中に居ると「これが永遠に続くのか・・」と目の前がくらく足下は茨の上を裸足で歩いているような苦痛が続くように感じるものです。

その今に逃げ出したくなる、そんな時に囁く【魔】

人は弱いものですが、人生を振り返ると挫折を繰り返し糧にして年を重ねて生きてきた。

苦しい今と向き合う為に描いていたような気がします。



「境界マイム」2020年

インク・紅茶・アクリル・ケント紙・木製パネル

M3(273×160㎜)


黒い水平線の彼方

ゆれる

痛みと陶酔の狭間

眼球がひびわれ 蝶が舞う

痛みに縛られ

神経が破裂する

痛みと陶酔 生と死の狭間

ゆれる ゆれる

視界がゆれる

麻痺した脳の残像に

身体が溶ける夢を見た



作品によせて、卯月螢






これは【苦痛】です。

若い頃、今でもそんな時がありますがストレスで死ぬな・・と思ったことが何度かあります。大した事では無いとも思いますが、痛みがひどいと果てしなくマイナスな考えを起こすものです。この作品は昨年2019年個展「最果てファントム」に飾った一枚でした。自分でも・・いいのかな、こんな痛々しいの・・と思っていた作品です。

でも今年に入り緊急事態宣言など自分と向き合う時間ができてこれも私の一部なのだと、改めて加筆し出展しました。

ギャラリーのオーナーと話した時に「これ日記みたいなもんなんです」と話したら驚かれました。当時は食事もとれずに泣いて過ごしたり、苦痛で意識がもうろうとしたり・・どうして私だけがと思いながらどこかへ行きたいと願い続けた日々が有りますが・・なんとかこうして過去を振り返り紙の上に表せるほど立ち直れるものです。

最近は悲しいニュースも多くSNSで目にします。

そんな時に誰にも頼ることが出来ず一人で苦しんでいた自分を思い出し、意識をすれば自分は変えられると心に刻みます。





会期は終了いたしましたが、ギャラリーのWeb Shopで12月までご掲載頂けます。

http://gal215853.owndshop.com/categories/2946291


・・じつは今度は「悪夢」がテーマの展示に参加いたします。

またそれは、近日お知らせいたします。


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